afureru

かわいいが溢れる

ファンミーティング、8月11日、ゼップダイバーシティ、B1A4

8月11日、初めてびっぽちゃんに会う日。

緊張しつつもわくわくと、忘れないようにチケットは財布に入れて、朝早めに出て到着したゼップダイバー前は多くのファンで溢れかえってた。もうそりゃひどいくらい。4時間近く並んで会得したグッズは暑さにやられてトレカ10セット買い、疲労でいっぱいの体を引きずってなんとかご飯をして、ウキウキとあけようとしたら隣におひとりバナが座るという羞恥プレイ。開けつつニャンニャンなゴンチャン(ぷいんぷいんポーズ)が二枚でて気持ちの中では小躍りしながら、のそのそと会場に向かった。幸い二階の指定席だから、ぎりぎりで入っても大丈夫。それでも少し時間に余裕を持って着席したわたしは、目の前に広がる光景をぼんやりと眺めた。たくさんのバナ。ステージには5人のスクリーン。日本版SOLODAYのジャケットの写真の笑顔はどちらかというと日本よりのデザインで、可愛らしい青年たちが並んでいる、っていう雰囲気にも思う。前日、いそいそと作ったボードはなかなか取り出せなかった。初めてで一人。周りの人もボードを特に出してもいなかったから、躊躇しながら、膝の上に作ったボードをおいた。ゴンチャン。そんなボードを作る日が来るなんて、本当に思ってもみなかった。

始まってすぐに飛び出した5人は、わたしの好きな衣装に身を包んでいた。カムバックではほぼ毎回違う衣装で出てくる。マイナーチェンジであることが多いけど、まるで私立学校の制服のような出で立ちの青年たちを捕まえて「しょたい!!」と絶叫してしまうような、それは教えてもらったK-POPの概念をぶち壊すような見た目で、その中でもきっちりと5人おそろい、ではなくて、それぞれのキャラクターにあった学生服のそれだったから、わたしはそれがとても好きだった。フレッピーっていうんだろうか。ファッションには疎いわたしでも、知っている(忘れてたけど)。

ジャケットをまくってきているゴンチャン、紺の長袖セーターのジニョン、紺の半そでセーターのサンドゥル、白いポロシャツのバロ、シヌゥ。みんな半ズボンだし、白のハイソックスだっていうのに、可愛いんだから困った。

まずは歌から始まった。イゲムスンイリヤはゴンチャンの「でしょアラソ!!」がとても強かった。元々あの子がこの部分を、コンサートではそれはそれは叫ぶのは知っていたけど、実際に耳にすると驚くし笑える。それしかパートがないから気合を入れるのか、どうなのかは分からない。だけどそんな耳に残りやすいパート、そんな耳に残るレベルで発する?可愛いなおい、って気持ちが止まらない。召喚呪文だった。多分それは「ゴンチャンwww」っていうのや「ゴンチャンンンン」っていう気持ちを召喚するための。Lonelyをやられたときは、正直「うわーまじか」と思った。ある意味わたしが出会った曲で、うすら寒くて恐ろしくて綺麗で恋しいMVをどれだけ見たことか。サンドゥルの歌声が特にすごくて、ラスサビ前の声を張り上げるところなんかすごく良かった。あれは季節もあってみんな暗い髪色だったから余計に美だったと思う。韓国語で歌われるLonelyを聴きながら、笑いがとまらなかった。実際声を出していたわけじゃないんだけど、頬は上がりっぱなし。誰もわたしの事なんか見ていないけど、たまにぐっと口に力を入れて、顔を引き締めたりした。

自己紹介は日本語で伝えてくれて、上手な発音に驚きさえ出ない。特にサンドゥルはすらすらと淀みなく言うもんだから、日本語分かってるのかな?とさえ思ってしまう。ゴンチャンはちょっとたどたどしい。でも声はそのまま。普段、1割くらいしか分からない言語を並べられていて、それだけでも聞いてて好きなのに、意味が分かるとなんだか感覚が違った。わあ、って感じ。声を張ると、低めになるところは好きだ。ジニョンはいつも通り区切りがおかしかったりする。一番話せてないだろうな、って思うのに、この人は全身から「バナが好き」って言ってくるから、言葉の壁なんか些細なもんだなぁって思う。シヌゥは、多分、分かっている。すごい。一番理解力がある。対応力もある。通訳さんが言った言葉を瞬時に繰り返したときは、溜息すら漏れた。

ファンミーティング(韓国ではファンの事をペンと書くから、ついついペンミーティングと言ってしまう。ペンミの方が音、可愛いし)だから、ライブよりはお遊び中心。それも学校っていう設定で、1時間目~と懐かしすぎる単語が耳に飛び込んでくる。音楽、体育、国語。それぞれ用意されたコーナーの中で、飾ることなく楽しんでくれる5人をただ見てられる。それは、すごく幸せだった。

音楽はイントロドンだ。これは、全部自作しているジニョンが有利かと思ったのだけど、この人は全力で楽しむ人だから、ほぼフライング。ゴンチャンが瞬発力と記憶力で答えを勝ち取っていくのが本当にさすがだと思う。世間では計算高いとか、なんというか、あざといとか、そういう評価をされがちだと思うのだけど、真摯に向き合っているからこそなんだろうなぁと思う。あと頭の回転早すぎて鈍行になるところとか、結構好き。たまに天然ぶちかますところも良い。プチ天然、ってあたりがリアル。ジニョンとゴンチャンが好きだから、どうしても注視してしまうのだけど、まぁこれはなんとも。二人だけで笑い転げる場面があって、ちょ、ま、おお。と一人で動揺した。可愛いのなんの、本当これ見れただけでも来た甲斐ある!!って大声で叫びたい。フライングしたジニョンがコケて、それを見たゴンチャンが勝負そっちのけでジニョンを指さして笑うのだ。笑いが止まらないジニョンもゴンチャンを見て笑う。もうとっても可愛い。なんというかな、サンドゥルやバロ、シヌゥに対する甘え方と違ってなんだか寄り添っている感じがくすぐったくて可愛くて良いのだ。

体育のときはこれまた爆笑した。ゴンチャンが、自分が持っていたスーパーの籠みたいなのをひっくり返して、ほぼ全部をジニョンの籠に入れた。投げたんじゃなくて、どっちかっていうと、注いだ。ほとんど全部綺麗に入ってゴンチャンは大喜び。すごいのが全く気付かないジニョンだと思う。最後まで気付かなくて、楽しんでいて、最後自分の籠を見て驚くまでが見どころ。ゴンチャンはそれを見て嬉しそうだし、あーもうほんっとうにありがとう、ってわたしは感謝するしかない。最後、バロとジニョンの一騎打ちになって、諦めたジニョンが籠をひっくり返したら出てくる黄色い玉(ゴンチャンの持ち玉の色)は圧巻だった。

国語の時間は、スクリーンに出てくるイラストの名前をホワイトボードに張り付けていくというもの。手作り感満載のひらがなフリップが貼り付けられたホワイトボードが2つ出てきて、あとは机にもたんまりの文字たち。一番手のジニョンは最後の5秒、諦めて両手を広げた。すっごい潔くて笑える。にんにく、って回答の仕方がそりゃもうすごくて、文字を作り上げてた。そう言う発想か~って思ったら昼にゴンチャンがやったんだって、頭を抱えるしかないよね。シヌゥはホワイトボードの裏に行くんじゃなくて、ホワイトボードを強引にひっくり返した。バロは、出だしが良かったのにらーめんが答えられなくて、ステージ上にひっくり返ってゴロゴロと転げ回った。普段から5歳児!って言うことが多いけど、この時のバロはまさに5歳児!声に出してないことを祈りたい。サンドゥルは、バナが言ってくれる言葉を一生懸命聞き取ろうとしてて、しかも間違えたの教えられてそのまま素直にひらがなをとりに行くの。どこが素直じゃないんだろう、散々僕は素直じゃないから、なんて言うけど、とても素直だと思う。あれかな、メンバーの前では違うってことかな。ゴンチャンは、もう、なんか、すごかった。自分がずっと上手側に座っていたから、完全にそこのバナと打ち解けていて、逐一聞きに行くのだ。最終的にテーブルの上のひらがなをガッサガサあさる姿はなかなかのものだった。こうして一人ずつが答えている間も、残りの4人は自由奔放。バロは勝手に文字を隠すし、ゴンチャンは落ちてきたフリップを拾ったり、クイズに出たイラストに関連することを言っていたり、みんなで邪魔して叫んだり。バロのクイズでペリカンが出た時は笑った。みんなでペリカンの真似をしたいんだと思うんだけど、サンドゥルだけは完全にアヒルなのだ。そりゃ自分がアヒルだからって、物まねは上手かったけどそれは違う。

全部終わってから、1位を決めたのだけど、1位はゴンチャンだった。プレゼントはスイカの風鈴で、珍しいのか5人で風鈴をとり囲む。スイカだからってかみつこうとするサンドゥルの目はマジだった。本気と書いてマジ。ゴンチャンもしっかりとかみついたあと、耳にかけたりしてたけど、風鈴ってそういうもんじゃない。でも一つのものに5人で興味を示すのはすごく可愛かった。ゴンチャンは最後、風鈴をそっと教壇においていた。それがあまりに自然に優しかったものだから、ああ、って思った。特に何かが沸いたわけでもないんだけど単純に「ああ」だったのだ。

プレゼントコーナーはちゃんと日本語で番号を読み上げてくれた。ハローベイビーのファッションショーで着たやつだ。思い出の品だと思う、色々と、時期的にも。それを身につけたりしながら順番に読み上げるのだけど、ゴンチャンが数字を読み間違えちゃって「すみません」って普通に日本語で謝ったからすごい。チェソンハムニダとかじゃなくて「すみません」。

コーナーが終わってから、3曲、歌を披露してくれた。すごく楽しかった。日本語のSOLODAYは新鮮で、生歌だからちょっとひやりとするゴンチャンの歌声も楽しかった。出会いがあれば別れもあるさ、ってあの声で淡々と歌われると、なかなかクルものがある。なんかね、あっ…うん、って感じ。そうだねっ、って。カンカン帽をかぶってくれたのだけど、ゴンチャンとサンドゥルが遊んでいたのが可愛かった。チャルグとO.Kを披露してくれたのだけど、カンカン帽を途中で交換するのね。それはゴンチャンがしかけて、サンドゥルがのっかってくれたのだけど、最後にお互いが帽子を戻して「やっぱこっちだね」って仕草をしていた。何気にちゃんとサイズがあるのかな。歌、聴けたのが、すごく嬉しかった。楽しかった。

本当の本当の最後は、ハイタッチだった。バロが「この後は~!サプライズで~!」って言うのに、みんながハグ!ハグ!ってなかなかハイタッチって言わせてくれない。ハイタッチは、わたしは、サンドゥル・バロ・シヌゥ・ジニョン・ゴンチャンだったとおもう。サンドゥルが手をパンパンッ!と叩いて「ハイッ!」て出迎えてくれた。シヌゥは顔が本当に小さくてびっくりした。バロは少し疲れていたのか、だけど髪型も相まってなのか可愛らしい青年だった。ジニョンは、なぜか一瞬見つめあった。お互いハイタッチのタイミングを計りかねたせいだと思う。綺麗な人だ、可愛い人だと思っていたけど、近くで見たジニョンは思ったよりもかっこよかった。体つきがかっこよくて、うわ、カッコいい、って思った。ゴンチャンは、なぜか「しっ!」て言ってきた。直前のジニョンで止まったから?!ごめんね?!この時の謎は永遠にとけないと思うし、永遠に「なんで?!」って抱え続けるんだと思う。思わず握った手はゴンチャンの爪に刺さった。うわ、生きてる、うわ、現実、そんな感じ。ゴンチャンは逆に、もっと男らしいのかなって思っていたら、想像していた通りに可愛かった。体の線が何気に細いからだろうか、それとも欲目なんだろうか。好きな子にはフィルターをかけてしまう性質だから、ないとも言えないけど。

終わってから、フォロワーさんと会って、遊んで、なんだかとてもふわふわとした一日だった気がする。普通に飛びついてしまってごめんね、色々と嬉しすぎたわ、オンニは。徹夜でカラオケに行ったのは良い思い出だし、ゴンチャンの誕生日をお祝いしたのも良い思い出だ。一緒にお祝いしてくれて、本当にありがとう。ぼーっとしながら一日の事を思い出して打ち込んで、メモを残した。見返したら記憶がよみがえってくる。

初めて、5人に会った日のことは、多分ずっと忘れないんだろうな。

 

さて、じゃあ、レポまとめようかな。せっかく打ち込んだネタがある。可愛かったって逐一残したい。これは、ただのわたしの思い出のようなものだもの。

あえて、見返したり直したりなんかしてないから、ちょっとおかしいところがあっても許してほしい。

 

ワールドツアー、たのしみだ。